建設業の一人親方問題に関する検討会の中間とりまとめ(2021/3/29)

国土交通省が中間とりまとめ
建設業社会保険推進・処遇改善連絡協議会 第5回協議会(令和3年3月19日)参考資料より

一人親方、代理人のみなさんが分かりやすいように表にしてみました。

1.一人親方問題とは

メリットデメリット
一人親方からみた ・職場にとらわれない自由な働き方ができる
・仕事をすればするほど稼ぐことができる
・腕や取引先で高報酬も可能
・老後の生活が不安定
・病気や仕事がなくなったら困る
・けがや事故は自分持ち
建設業界からみた ・忙しいときだけ使える
・社会保険料負担がない
・請負金額を下げることができる
・探さないと見つからない
・腕、技能が分からない
・指示したことを聞かない
・明日来るかわからない

2.偽装一人親方とは(4つの定義)

定義1法定福利費等の労働関係諸経費の削減を意図して、雇用関係にあった労働者を個人事業主として請負契約を形式的に結んでいる。
定義2特定の建設会社に専属従事し、労働日数や賃金を管理され、仕事に対する指揮命令を受ける関係にあるが、雇用契約を締結していない。
定義3表向きは社員と呼び、例えば会社のヘルメットやユニホーム、名刺等を支給しながらも、実態は、本人の希望等を理由として社会保険に加入せず、請負として扱っている。
定義4作業員名簿上は社員(雇用)としながらも、社会保険を適用除外扱いとして、雇用契約を締結していない。

3.10代、20代前半の一人親方について

請け負った仕事に対し自らの責任で完成させることができる技術力と責任感を培うのに数年はかかるため適正な一人親方とは言えない
実態は労働者性が強いため、適正な一人親方とは言えない
技術だけでなく、必要書類や労災等の知識などを考えると20代前半で一人親方として働くのは難しいのではないか
若年層の一人親方は収入が高額ではない実態が多い
高額収入を得ている若年層の一人親方の実態を見ると、作業量が多く、無休・長時間労働をしているケースが散見される
「一人親方」の根拠として、第2種特別労災(一人親方)への加入が行われている
実態が散見本人の知識がなく、企業都合で一人親方になっていた

4.請け負った仕事に対し、自らの責任で完成させることができる技術力と責任感を培うのに、どのぐらいの実務経験年数が必要か

多くの構成員(建設業団体)から10年程度以上と回答あり
各種資格を取得するための経験年数が必要
専門工事技術の習得に加え、会社経営力を養い、信頼を得るようになることが必要
技術や責任の中に安全衛生も含め、様々な知識を備えることが必要
職長クラス、建設キャリアアップシステムのレベル3相当の技量が必要

出典:厚生労働省建設業一人親方の働く実態等に関するアンケート調査結果(平成30年度実施)

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